謎解き問題を解くためには、
ひらめき力だけでなく
テクニックやコツも重要です。
謎解きレベルを上げるための方法を
例題とともに解説します。
謎解きには定番のパターンがある
殆どの謎解きの問題は、
いくつかのパターンに分類できます。
定番のパターンについては後述しますが、
謎解きの数をこなしていると
自然に見分けが付くようになります。
謎のパターンさえ掴めれば
問題を解くスピードが一気に上がるため、
リアル脱出ゲームでも活用できます。
ひらめきに繋げるテクニック
謎解きでは「ひらめき力」が重要ですが、
パターンを見分けるためのテクニックも
身につけておいて損はありません。
- 表現を置き換える
- 共通点を探す
- 数や種類を数える
簡単なテクニックを覚えるだけで、
謎解き問題の見え方が変わってきます。
問題を見てただ考え込むだけでなく、
今から紹介する技も活用してみましょう。
別の表現に変換する(コツ1)
基本テクニックその1は、変換です。
出題された内容をそのまま解かずに、
別の言語や別の表現に置き換えましょう。
- 日本語を英語にする
- 漢字をひらがなにする
- イラストを言葉に直す
- 頭文字だけを抜き出す
変換法則で解く問題の一例を挙げます。
上記の問題は、
イラスト→ひらがな→数字 といった
変換法則を使うと解くことが可能です。
言葉を置き換える(コツ2)
先ほどの「変換」にも近い技ですが、
言葉を置き換えるパターンも存在します。
「〇ぬき」「〇が△」といった表現は、
次のように変換してみましょう。
- たぬき:「た」を抜いて読む
- かがみ:「か」が「み」に変わる
- めがね:「め」が「ね」に変わる
言葉の置き換えパターンを踏まえると、
↓の差出人が分かるようになります。
スクラップの問題でもよく出るため、
ぜひ頭に入れておきましょう。
共通点を探してみる(コツ3)
基本テクニックその3は、共通点です。
問題をよく見て、
各アイテムに共通する点がないか
チェックしてみましょう。
- 同じ文字が含まれていないか
- 前や後ろに繋げられる言葉はないか
- 漢字の部首
- 似たような色や記号がないか
例として、「粘土・飛行機・芝居」の
共通点を探してみます。
言葉そのものだけを見ていると
特に共通点が見当たりませんが、
実は「紙」を前に付けることが可能です。
「紙粘土・紙飛行機・紙芝居」となり、
『紙』がこの謎のキーワードとなります。
文字や数字の数に注目(コツ4)
問題に出てくるアイテムの数や種類、
一番大きな数字に注目してみましょう。
方角・季節・曜日などの
数が決まっているものと組み合わせると、
アッサリ解けてしまう謎も多いです。
- トランプの記号
- 方角(東西南北)
- 季節(春夏秋冬)
5つあるもの
- 指の数
- 五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)
- あ行(あいうえお)など
7つあるもの
- 音階(ドレミファソラシ)
- 曜日(月火水木金土日)
12個あるもの
- 十二支(干支)
- 時計(0時~11時 or 1時~12時)
- 月(1月~12月)
13個あるもの
- トランプの数字(1~13)
26個あるもの
- アルファベット(A~Z)
47個あるもの
- 都道府県
法則を踏まえた上で、次の問題を見ると
一発で答えが分かるかもしれません。
数が7つあることから曜日を推測し、
それぞれの曜日を英語に変換すると
この謎を解くことができます。
謎解きのコツまとめ
- 謎解きにはパターンがある
- テクニックを覚えると速度が上がる
- 言葉を変換して考えてみる
- 共通点を探してみる
- 数や種類を数えてみる
謎解きの数をこなすことで、
基本的なパターンを身につけていきましょう。
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