リアル脱出ゲームで役割分担をするコツと主な役割

リアル脱出ゲームに参加すると、
やるべきことが同時に多数出てきます。

複数人で分担して取り掛かることが、
脱出に向けた最低条件と言えるでしょう。

そのため、リアル脱出ゲームでは
情報共有と役割分担が大事であると
スタッフから伝えられます。

毎回言われるほど大事な要素ですが、
今回は 役割分担 について解説します。

リアル脱出ゲームの主な役割

公演の種類 によって多少異なりますが、
主に3つの役割が重要となってきます。

最初に決めてしまうのもアリですが、
状況に応じて臨機応変に対応しましょう。

アイテムや小謎の探索

会場に隠されたアイテムや謎を探します。
これがないと何も始まりません。

ルーム型では部屋の隅々まで、
ホール型では会場内の壁や小道具などに
謎が隠されていないか探しましょう。

探索のコツ についてもご参照ください。

小謎を解く

リアル脱出ゲームの序盤では、
小謎(こなぞ)と呼ばれる
簡単な謎を多数解く必要があります。

出題された謎やアイテムを確認し、
小謎に次々とチャレンジする役割です。

最初は時間が掛かることも多いですが、
パターンを掴むと解く速度が上がります。

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全体の取りまとめ

探索と小謎の役割を分担したり、
謎解きの着手状況を把握する人がいると、
とてもスムーズに進められます。

慣れないとなかなか難しいですが、
取りまとめ役が1人いるだけで楽になるので
チャレンジしてみることもオススメです。

探索の役割分担

ルーム型の場合は、
場所を区切って探索すると良いです。

部屋が広い・アイテムが多い場合は、
序盤の探索の人数を多めにしましょう。

例として次のような分け方があります。

  • 壁・天井・床などを確認する人
  • 机・棚の中や裏側を確認する人

 
なぜそんなところに隠した……
と思うような場所にも謎があります。

複数人で同じ場所を探すことが重要です。
1箇所を探索し終えたあとは、
担当を入れ替えて二重でチェックします。

 
また、見つかったアイテムの
置き場所を決めておくことも効果的です。

詳しい内容については、
探索のコツ をご参照ください。

小謎を解く人の役割分担

リアル脱出ゲームの小謎は、
アルファベットや数字で
グループ分けされています。

「A~F」や、「1番~8番」などの
番号や記号がないかを確認しましょう。

 
A 1/5A 2/5A 3/5 など、
複数のアイテムを組み合わせると
1つの謎になることがよくあります。

アイテムが揃っている謎から
解き始めるとスムーズです。

 
時間を掛けすぎないことも重要です。

1人で考えても分からない場合は、
ひとまず他の人に任せて
別の謎にチャレンジしてみましょう。

感じた違和感既に解けた箇所
共有した上で引き継ぐようにします。

取りまとめ役の役割

取りまとめ役の大事な役割は、
謎解きの状況を把握しておくことです。

小謎は数が多いので、
それを取りまとめる役割が必要です。

 
A・B・C・D・Eの小謎が出てきた場合、
紙などに「A~E」を並べて書きましょう。

謎解きに着手したら横に印を、
解いて分かった答えも横に並べて書きます。

リアル脱出ゲームの進捗管理

 
1枚の紙に状況をまとめることで、
まだ手を付けていない謎もすぐに分かります。

上記の例だと、C・Eは謎を解き終わった、
A・Bは着手中、Dは手を付けていません。

手が空いた人は、印のついていない謎を
担当することで重複を防ぎましょう。

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小謎を解き終えた後の役割分担

小謎を解き終えた後は、
中謎や大謎に挑むこととなります。

謎が複数に分けられる場合には、
人数をざっくりと分担しましょう。

これまでの情報を振り返ったり、
一度使ったアイテムを再確認したり、
といった作業も大事な役割です。

 
また、ヒラメキだけで解き方がわかる
謎がたびたび登場します。

人数に余裕がある場合は、
謎と向き合わず全体を俯瞰するのも
一つのテクニックと言えます。

リアル脱出ゲームの役割分担まとめ

リアル脱出ゲームでは
役割分担」が大事な要素の一つです。

探索・小謎・取りまとめ といった
大きく3つの役割が存在します。

細かなテクニックも多数ありますが、
楽しむ心を忘れずに脱出に挑みましょう。

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